第24回日本産婦人科乳腺医学会は盛会のうちに終了いたしました。
開催にあたり、ご指導ならびにご協力いただきました皆様、当日お越しいただいた皆様に厚く御礼申し上げます。

会長挨拶

このたび第24回日本産婦人科乳腺医学会を平成30年3月11日日曜日に九州大学医学部百年講堂で開催いたします。

産婦人科医にとって、乳腺疾患は思春期の乳房発達、産褥期の乳腺の管理、生殖年齢の乳腺症、幅広い年代にわたる乳がんなど大変身近なものであります。また、がんの領域では、BRCA遺伝子の変異が原因の乳がん卵巣がん症候群に対するPARP阻害剤の登場が注目されています。基礎研究の分野では乳がん幹細胞からの乳がん発生機構の解析が進んでいます。このような乳腺疾患を取り巻く現状を考え、今回の学会のテーマを「乳腺疾患~その発生から診断・治療まで」といたしました。

プログラムの内容としましては、このテーマに沿って、まず、日本有数の乳がん治療施設であるがん研有明病院の大野真司先生や乳がん幹細胞の世界的な研究者である金沢大学がん研究所の後藤典子先生にご講演いただきます。産婦人科の立場からは慶応大学の阪埜浩司先生、土橋一慶先生、乳腺外科の立場から九州がんセンターの徳永えり子先生、九州大学病院の久保 真先生にそれぞれの立場からの検診・診断・治療の講演していただきます。久保先生の御講演は日本産婦人科医会との共催セミナーとする予定で、会場に用意したマンモグラフィーの読影解説もしていただきます。

また、例年通り、一般演題も募集いたしますそれぞれのご施設で経験された症例などの応募をよろしくお願いいたします。

3月のこの時期の福岡は、丁度、「梅と桜」の移行時期となっており、季節も春に向かう頃です。近辺の大宰府や柳川などの観光にも良い季節です。学会と同時に観光もお楽しみいただけると思います。

皆様の参加を心よりお待ち申し上げております。

九州大学大学院医学研究院 生殖病態生理学分野 教授 加藤 聖子